腰痛疾患に関する記事

脊柱管狭窄症(腰痛疾患)

2017年9月6日 2017年09月07日 投稿者: oj-youtu

 

脊柱管狭窄症

腰痛疾患として椎間板ヘルニアとは別によく耳にすることがある脊柱管狭窄症。

このページを簡単に言うと

を詳しく説明させていただいています。

脊柱管狭窄症とは?

脊柱管狭窄症とは様々な原因により、脊柱管が狭くなることで脊髄が圧迫され、腰の痛みや痺れといった症状をおこすことを言い、神経が圧迫される箇所に応じて、症状が表われる場所が異なります。

神経根型

脊柱管の外側が狭窄し、神経根が圧迫されます。
腰から足にかけて痛みや痺れが起きやすく、全体ではなく片側に症状が出やすいようです。

馬尾型

脊柱管の中心が圧迫されることで馬尾神経が圧迫されます。
臀部の周りに血流障害が起きていることから、腰よりも足に痛みや痺れの障害が出てきます。
神経根型よりも症状が重く、しびれや麻痺の症状が広範囲に及ぶ場合があります。
馬尾神経が膀胱や直腸の働きにも関係しており、排尿障害や会陰部のほてりや異常感覚、他に勃起障害が出ることがあります。

混合型

神経根型と馬尾型の特徴を合わさったのが混合型です。
双方の特性が合わさっており、特徴として『間歇性跛行』という症状があります。間歇性跛行は長時間の歩行になると、腰の痛みや痺れなどの症状がひどくなり、歩行が困難になる為、前かがみになり、しばらく休憩する必要があります。

脊柱管狭窄症になる原因は?

脊柱管狭窄症は、脊椎の空間で神経の通り道である脊柱管が狭くなる病気ですが、脊柱管が狭くなる要因として以下のことが考えられます。

  • 変形性脊椎症による椎体の骨棘
  • 椎間板の膨隆
  • 黄色靭帯・椎間関節の肥厚
  • 椎間板ヘルニアとの合併症

脊柱管狭窄症をおこしやすい年代として50~80代が多いと言われていますが、

  • 重労働で無理をした
  • 腰を大きくひねるスポーツを頻繁に行う
  • 長時間座席や椅子に座って姿勢を固定する

といった場合に脊椎に負荷がかかる為、変性してしまうということがあります。また、先天的に脊柱管狭窄症と言う場合も存在します。

また、先天的に脊柱管狭窄症と言う場合も存在します。

脊柱管狭窄症の診断方法は?

レントゲン写真でも確認できますが、より詳細に確認するにはMRI画像での確認が必要です。また、狭窄している箇所によっては、画像診断でも判断できないことがあり、その場合は、問診や触診などをおこない、時間をかけて診断する必要があります。

脊柱管狭窄症の治療

脊柱管狭窄症のしびれは血管の虚血状態によるものと考えられるため、改善する方法として、薬物療法や運動療法・神経ブロックなどの保存治療を行い、生活習慣を見直しながら、血流の改善を行います。

保存療法

一般的に保存療法とは、人体を傷つけず、出血することのない治療法の総称であり、

保存療法の種類として

  • 薬物療法
  • 運動療法
  • 温熱療法
  • 装具療法
  • マッサージ・ストレッチ
  • 神経ブロック療法

があります。

薬物療法

腰痛で病院や整形外科で診断してもらった場合に湿布や塗り薬といった外用薬または炎症を抑える為の消炎鎮痛剤,筋肉の緊張を和らげることで腰の痛みを和らげる筋弛緩剤などがあります。また腰痛の原因が神経の場合は神経の回復を目的としたビタミンなどを摂取することがあります。

運動療法

腰痛になった場合に安静にすることがありますが、安静の期間が長くなると腰痛が長引くことがあります。

その為、安静が必要ない場合は、体操やストレッチが腰痛の改善になります。
理由として、腹膜筋を鍛えることで腰に負担がかからないようにしているのですが、腹筋の筋力が低下することにより、脊椎へと負担がかかり、脊椎が支えきれなくなることで神経への圧迫または筋肉への負担から炎症が起こる為、痛みや痺れと言った症状が現れる為、腹筋や背筋を鍛えることも重要と言えます。

温熱療法

温熱療法を行う目的は、腰を温めて血行不良を改善させることです。
血行が良くなる事で新陳代謝が活発になり疲労物質や化学物質が滞ることがなくなり、腰痛の緩和や疲労の回復が期待できます。病院や整骨院ではホットパックや電気マッサージで血行不良を改善させることが多いです。
但し、急性腰痛に対して腰を温めることはかえって炎症を悪化させることがある為、診断内容によっては案内されないこともあります。

装具療法

装具療法は、患者自身の大きさに合わせたコルセット又は腰痛ベルトを着用し一定期間生活する治療方法です。
装具療法の目的として、

1.腰椎の動きを制限し、腰部にかかる負担を軽減させる。
2.脊椎の変形または異常姿勢を矯正する

があります。但し、一定期間過ぎても着用しているといつもまでの治療前に戻らず、かえって腰痛簿の症状が出る可能性がある為、着用に必要がないと診断された場合は速やかに着用をやめておきましょう。

マッサージ療法

病院などでは、案内されることは少ないですが、整骨院やマッサージ店で行われるのがマッサージ療法です。
マッサージ療法は腰痛の原因となっている筋肉の緊張をほぐすことで腰周辺の血流を改善し、痛みを緩和させる目的で行う対処療法です。

神経ブロック療法

腰痛の症状でも、下肢への痛みが強く薬物療法などでも十分な効果が得られない場合に行う治療方法でペインクリニックなどで腰痛の相談をした場合に行うことが多い治療方法です。目的として激しい痛みや長期的な痛みが続くと交感神経が緊張してしまい、さらに痛みを呼び起こすことがある為、痛みの原因となっている神経又は周辺の神経に対して神経ブロック注射を打ち脳への痛みの伝達を遮断します。

脊柱管狭窄症の手術方法は?

保存治療を始めてから3か月経過しても、痛みがおさまらない場合や馬尾神経の圧迫による障害が続く場合は手術が必要な場合があります。
脊柱管狭窄症の手術には以下の方法があります。

PODD

軽~中
日帰り
部分椎弓形成術

軽~重
入院要
MEL法

軽~重
入院要
脊椎固定術

軽~重
入院要
SCS法

軽~重
入院要
DST

軽~重
日帰り

部分椎弓切除術

全身麻酔での施術で患者様にはうつ伏せに寝ていただきます。背中に4㎝程切開し、椎弓の一部をドリルで削り、神経を圧迫している靭帯骨を摘出します。

メリット

  • 今までの「広範椎弓切除術」では多くの骨を削っていた為、後遺症として腰痛が残ることがあったが、「部分椎弓切除術」はそのリスクが少ない。

デメリット

  • 術後の手術創の痛み。
  • 手術中、手術後の合併症のリスクがある。
  • 約2週間入院が必要。

内視鏡下脊柱管拡大術(MEL)

全身麻酔にて内視鏡下での手術を行います。背中より患部へアプローチします。椎弓の一部を削り、神経を圧迫している黄靭帯や肥大している椎間関節を切除します。

メリット

  • 内視鏡との切除に使用する小鉗子を通す捜査官の直径が小さい為、手術創が2㎝程で目立たない。
  • 術後の疼痛も軽く手術中、手術後の合併症の合併症のリスクが少ない。
  • 入院期間が約1週間と他の外科手術に比べて短い。

デメリット

  • 脊柱管の狭窄範囲が広い場合、希望しても手術が受けられない可能性がある。

脊椎固定術

腰痛のしびれや激しい痛みは、神経が圧迫されることで症状が現れることが多く、その神経を圧迫する骨を切除することで、圧迫から解放し、痺れや痛みなどの症状を緩和させますが、骨を切除することで脊椎が不安定なる場合があり、その脊椎を安定させる方法として脊椎固定術と呼ばれる外科手術があります。

主に、脊椎固定術は、腰椎分離症などの脊椎が疲労骨折などの原因から離れてしまった場合や腰椎すべり症の様に椎間板や椎間関節が変性したことによる脊椎のバランスが崩れている。他には椎骨の骨折・脱臼,椎間板炎,脊椎腫瘍などの腰痛疾患に対して手術を行うことがあります。

除圧の為に骨を切除した上下の椎体を固定する為に行うのが脊椎固定術であり、上下の椎体に対してプレートやスクリュー,ロッド,スペーサーといった器具をを使用して脊椎を固定します。また、先程案内した器具以外に患者様自身の骨を使用して固定することがあります。

脊椎固定術の入院期間

入院してから手術を行うまでに、色々な検査がある為、約3日間はかかります。
手術後も、すぐには退院することはなくしばらくは安静にする必要がある為、退院するまでに1ヶ月近くはかかると考えておきましょう。

術後の生活

退院して今までの腰痛症状がなくなったとしても、再度腰痛の症状が現れることも少なくない為、腰に負担をかけない生活をする必要があります。
特に手術後からの骨が完全に治るまで半年近くかかると言われており、固定した器具が外れてしまう危険性から、腰を曲げる・捻じる・反らすなどの動きは極力避けてください。
また、物を拾う場合も十分しゃがんでから拾うようにして、また、洗面所での洗顔も面倒ではございますが、腰に負担をかけないように、適度な椅子に座り、腰を曲げないようにしましょう。

生活嗜好品として飲酒は少量では問題ありませんが、喫煙は骨に対してよくない為、控えてください。

脊椎固定術のメリット

  • 椎間板ヘルニアや脊椎分離症・すべり症・脊柱管狭窄症と言った、椎間板の変性や椎体骨折等あらゆる原因に対応した手術方法であり、腰痛の保存療法で対応できない腰痛に対して、約7割以上の
    患者様が神経麻痺や激しい痛みが改善されています。

脊椎固定術のデメリット

  • 感染症のリスクがある
  • 固定した器具が外れるリスクがある
  • 固定した器具に対してのアレルギー反応
  • 退院しても安定するまで、しばらくは行動の制限が必要
  • 施術が成功してもしばらく、腰に違和感や痛みが残ることがある。

脊椎刺激療法(SCS法)

鎮痛剤を使用したり他の腰の手術を受けても痛みが慢性的(慢性難治性疼痛)になっている方に効果があるとされます。

治療のしくみとしては痛みの信号が神経を経て脊椎に伝わり、脳へと伝達され「痛み」を感じます。

そこで「痛み」を伝える脊椎に電気刺激を与えて、脳の「痛み」信号を伝わりにくくすることで「痛み」が緩和するのがSCS法です。

脊椎刺激療法は「痛み」の原因を根治させるという訳ではありませんが、実際に治療した方の85%の人が効果があると言われています。
腰痛の痛みの感じ方は個人差がありますが、患者様自身で電気刺激を調節することができる為、刺激感を日々の痛みに対して調整することが可能です

メリット

  • 慢性難治性疼痛を緩和できる。
  • 局所麻酔で低侵襲の手術の為、身体への負担が少ない。
  • 健康保険が適応。
  • 不必要の場合は元の状態に戻すことが可能。
  • 脊髄や神経を傷つける心配がない。
  • 使用中の間は薬の使用がない為、薬に対する副作用が出ない。

デメリット

  • 疼痛の緩和が目的であり、根治的治療ではない。
  • 人によっては刺激感に不快を感じる場合がある。
  • 刺激調整用コントローラーの紛失・故障のリスクがある。
  • 渡航時にSCSを入れていることを証明することが必要。

脊柱管狭窄症の予防

脊柱管狭窄症の原因の一つである虚血状態の改善方法として有効なのはウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。

また筋力トレーニングを取り入れることで筋肉や骨の強化され、脊椎などの骨の変形を防止することが可能です。

ウォーキングなど外に出る時間がない方に関しては、自宅内出のストレッチが有効ですが、誤ったストレッチ方法を行った結果、悪化したという話も少なくありませんので、ストレッチをおこなう前に医師に相談し、正しい方法で行うことをお勧めしています。

脊柱管狭窄症のQ&A

変形性脊椎症・腰椎すべり症・腰部脊柱管狭窄症の違いは何ですか?
変形性脊椎症は、加齢により生じるもので、軽症なものは無症状のことも多く、病的とはいえないこともあります。椎間板と後方の左右一対の椎間関節により脊柱の動きが可能になっていますが、これらが退行変性した状態を言います。無症状のことも多いのですが、変形が進んで高度になると、慢性の疼痛や可動域制限が生じ、まれに神経根症状を生じます。
腰椎すべり症は、積み木のように連なる腰椎が前方へ滑り出してしまい、様々な症状を引き起こします。症状としてはすべりの程度にもよりますが腰痛と坐骨神経痛があります。すべりが強度になってくると腰椎の後方を走る脊髄神経が圧迫され、下半身に痛みやしびれが出現します。
腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管狭窄症とは、骨や靭帯の肥厚、椎間板の突出などで、脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫され、腰の痛みや脚のしびれなどの症状を起こすものです。加齢により骨や靭帯などが変性して起こることが多く、椎間板ヘルニアに比べ50代以降の高齢者に多くみられ、長い時間歩くと症状がひどくなり、しばらく休むとまた歩けるようになる、「間欠跛行(かんけつはこう)」が典型的な症状です。
背骨の痛みの原因は何ですか?
背骨(脊椎)の病気による、腰痛や背部痛、しびれ、間欠性跛行などの症状や骨粗しょう症による圧迫骨折、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア等、いろいろな病気があります。起き上がれないほど激しい痛みがある場合、痛みが長引き快方に向かわない場合、腰痛以外に下肢症状(足の痛み・しびれ)が出る場合などには特別な病気の可能性があるので注意が必要です。 原因を的確に診断することが大切ですので、専門医への早めの受診をお勧めいたします。
足に力が入りにくいのですが、腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニアの可能性はありますか?
腰椎椎間板ヘルニアの症状としては、腰痛をはじめ、下半身の痛みやシビレ、足が上手く動かせなくなる運動麻痺、感覚が鈍くなる感覚麻痺などが起こります。また、脊柱管狭窄症の症状としては、代表的なのは、立っている時や歩行時の、臀部痛や下肢痛です。多くの場合、歩くことで疼痛が出現し、一定時間の休息で再び歩くことができるようになる「間欠跛行(かんけつはこう)」を呈します。
足に力が入りにくいのですが、腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニアの可能性はありますか?
腰椎椎間板ヘルニアの症状としては、腰痛をはじめ、下半身の痛みやシビレ、足が上手く動かせなくなる運動麻痺、感覚が鈍くなる感覚麻痺などが起こります。また、脊柱管狭窄症の症状としては、代表的なのは、立っている時や歩行時の、臀部痛や下肢痛です。多くの場合、歩くことで疼痛が出現し、一定時間の休息で再び歩くことができるようになる「間欠跛行(かんけつはこう)」を呈します。
腰部脊柱管狭窄症になったらどうすればいいですか?
腰部脊柱管狭窄症の痛みの程度は狭窄の程度と必ずしも一致しません。症状については、投薬などの保存治療を長期間受け続けた場合、2~3割のケースで改善することが分かっています。狭窄した脊柱管を広げ、根治を目指す場合、手術が必要ですので、専門医に相談してください。
腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアの違いは何ですか?
腰椎椎間板ヘルニアは、背骨のクッションである椎間板の中に存在する髄核というゲル状の組織が、外に飛び出してしまった状態です。これが腰の骨である腰椎の椎間板で起こったものを腰椎椎間板ヘルニアと呼びます。腰椎椎間板ヘルニアの症状としては、腰痛をはじめ、下半身の痛みやシビレ、足が上手く動かせなくなる運動麻痺、感覚が鈍くなる感覚麻痺などが起こります。
腰部脊柱管狭窄症は、背骨にある脳から続く神経の脊髄が通るトンネルがあります。これを脊柱管と呼びます。骨や靭帯の肥厚、椎間板の突出などで、脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫され、腰の痛みや脚のしびれなどの症状を起こすものです。

脊柱管狭窄症の治療Q&A

腰部脊柱管狭窄症の治療方法はありますか?
腰部脊柱管狭窄症の治療では保存療法で改善される方もいます。保存療法には腰椎椎間板ヘルニアと同様に薬物療法やブロック療法などがあります。腰部脊柱管狭窄症の症状には神経の圧迫(下肢の痛み・下肢のしびれなど)だけでなく、神経周囲の血流障害が出ますので、血管を広げ血流量を増やす薬剤の投与を行ったりもします。他に腰部の安静や前屈位の保持を目的に装具を装着したり、物理療法や運動療法などのリハビリテーションも有効です。保存療法では効果がない方や症状の強い場合は手術療法を選択する必要があります
腰部脊柱管狭窄症は手術しないといけないですか?
必ず手術が必要というわけではありませんが、根治治療・動的因子軽減のための安静・薬物療法(消炎鎮痛剤、血流の改善薬)、物理療法(腰部固定帯、フレクションブレース)、ブロック療法(硬膜外ブロック、神経根ブロック)、運動療法(ストレッチ、腹筋、背筋の強化)などが挙げられます。根治治療は除圧と固定の2つに分けられます。除圧は脊柱管を狭くしている骨や靭帯や椎間板を削り、脊柱管を拡大する方法です。最新の方法は、小さな傷から内視鏡を入れて脊柱管をくりぬいて広げる身体に優しい手術です。固定は背骨にぐらつきがある場合や大きなずれがある場合に行います。骨を削り、神経の周りを十分に広げて、チタン製の金具などで骨と骨の間を固定します。最近は3cm程度の小さな傷で行う、身体に優しい方法もあります。
腰部脊柱管狭窄症の手術後経過はいいですか?
首や腰の患者さんは、手術前に手や足がしびれる症状が認められる事があります。このしびれは神経が傷んだことによるものですが、手術により良くなる場合と変わらない場合があります。
一般的に、手術までに長い間しびれがあった患者さんや、じっとしていてもしびれがある患者さんでは、神経の痛み方が強く手術後もしびれが残る可能性が高いと考えられています。しびれが出るようになって間もない患者さんや歩いたり立っているとしびれてくるような患者さんでは、手術によりしびれは取れやすいとされています。ただし、神経の痛み方は手術前に正確に評価できなく、担当医もしびれは手術してみないとわからないが実情です。
腰部脊柱管狭窄症は体操やストレッチは効果ありますか?
脊柱管狭窄症の予防・改善には、運動療法が効果的で、痛みやしびれ、間欠性跛行などの狭窄症のつらい症状の緩和も期待できます。
腰部脊柱管狭窄症にはインナーマッスルトレーニングをした方がいいですか?
腰痛の患者さんの多くは、腹筋と背筋を鍛えることが大事などと、指導された経験があると思います。腰椎の負担を分散させるなら、腹筋と背筋だけでなく、体幹が重要です。体幹を支えるインナーマッスルを鍛えることが大事です。
腰部脊柱管狭窄症は飲み薬で治りますか?
症状については、投薬などの保存治療を長期間受け続けた場合、2~3割のケースで改善することが分かっています。狭窄した脊柱管を広げ、根治を目指す場合、手術が必要です。
腰部脊柱管狭窄症は漢方でなおりますか?
西洋医学の治療で行きづまった人に、漢方薬が有効な場合があります。一人ひとりの体質や体調をじっくりと観察し、不調の原因がどこにあるかを見極め、その人に必要な処方を選べるため、症状に対して処方する対症療法の西洋薬とはアプローチが全く異なり、漢方薬を処方して患者の状態から隠れた原因を解決すれば、脊柱管狭窄症の症状が解消できます。
腰痛の治療にレーザー治療が有効と聞きました。腰部脊柱管狭窄症にはレーザー治療は効果ありますか?
レーザー治療(PLDD)は椎間板の中にある髄核をレーザーで焼くことにより空洞をつくり、椎間板を縮ませ神経の圧迫を減らすことで痛みがなくなるということです。脊柱管狭窄、すべり症でも椎間板が膨隆して神経を圧迫している場合には効果が期待できます。

この疾患の有効な治療法