腰痛治療に関する記事

PIDD(経皮的インプラント椎間板減圧術)

2017年9月6日 2018年01月12日 投稿者: oj-youtu

PIDDとは?

PIDDは、特に欧州でよく行われている低侵襲治療です。
今までは、日本国内で実施することはありませんでしたが、椎間板変性に対する治療にて現状よりもさらに患者様にとって有効でリスクのない治療法を調べた結果、椎間板の代わりとなるインプラント治療の存在を確認しました。

PIDDの治療方法

PIDDの治療方法ですが、手術前に局所麻酔を行い、麻酔後に椎間板に対して穿刺針と呼ばれる細い針を挿入します。
針が椎間板に到達した後に、椎間板の代わりとなるジェル状のインプラントを注入することで、椎体からの圧力を減らし、椎間板変性を防ぐ治療方法です。

日本では、椎間板ヘルニアの低侵襲治療として従来の椎間板切除術(MEDやPELD等)が保険が適応されるため案内されることが多いですが、

  • メスによる切開が必要である
  • 入院が必要な場合が多い
  • 合併症が存在する
  • 退院後も通院・リハビリが必要

とデメリットやリスクがあります。

また、リスクがない治療方法として、PLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)がありますが、髄核に照射したことによる炎症が起きることがごくわずかですがあります。に対してPIDDは炎症を起こすことはなく、インプラントも体内に残ることで椎間板の代わりとなり腰椎を支える為、PLDD治療やPODD治療のように、椎間板のボリュームが減少する事はなく、緩衝材として作用する為、椎間板を温存する事が可能です。

但し、PIDDにもデメリットがあり、それは椎間板の量が治療適応の基準より少ないと治療を受けることができません。

PIDDの対象となる方

  • 椎間板ヘルニアが原因での腰痛に悩んでいる。
  • 体に外科手術の傷を残したくない。
  • 外科手術が怖い。不安を感じる。
  • 過去に手術をしたが一向に良くならない。
  • 過去に脊椎固定術や椎間板摘出を行い、外科手術ができない。
  • 高齢者の為、他の治療方法は受けられなかった
  • PLDDでの治療を検討している。(治れば自由診療でも問題ない。)

対象となる腰痛疾患

この治療法が有効な疾患