腰痛疾患に関する記事

腰椎不安定症

2017年9月6日 2017年09月21日 投稿者: oj-youtu

腰椎が、何かの原因で障害を起こし、バランスが崩れている状態のことを腰椎不安定症と言います。

腰椎不安定症の症状

腰椎不安定症は、腰椎のL3.L4.L5の起こりやすく、腰椎のバランスが取れずグラグラと動く為、慢性腰痛の症状が続くことがあります。また、脊椎不安定症自体は腰痛の症状のみ現れますが、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアや変形性腰椎症・すべり症などの別の腰痛疾患へと病状が悪化することがあり、脊髄神経や神経根が圧迫されることから臀部へや下肢への痛みや痺れなどの症状が現れることがあります。

また、坐骨神経痛の症状として現れやすい間欠性跛行も腰椎不安定症の症状であり、歩くにつれて徐々に下肢への負担が強くなり、しびれや麻痺、脱力感からくる歩行困難といった症状が出て来ることがあります。その場合は、しばらく屈んだ状態で休憩することで再度歩くことが可能になります。

腰椎不安定症の原因

腰椎不安定症の原因は背骨が安定していないことが原因で起こる疾患であり、背骨が安定しない理由として、加齢による

  • 椎間板の変性
  • 黄色靭帯の変性

があげられます。但し、高年齢層だけでなく若年層でも腰椎不安定症になることはあります。胸部に関しては胸椎と肋骨がある為、ある程度負担が軽減出来ても腰に関しては腹筋の筋力が低下すると腰痛だけで支えようとするため、負担が大きくなり結果、腰椎がずれてしまう又は椎間関節・椎間板が変性することで腰椎のバランスがくずれるという訳です。
その原因の多くが

  • 運動不足
  • 姿勢が悪い

など日常生活から影響が出ていると考えられて、ぎっくり腰が繰り返している方は腰椎不安定症になる傾向があります。

腰椎不安定症の診断

診断方法として、腰痛の症状を医師に相談した後に、触診と画像診断を行います。
特に画像診断は、骨の状態や椎間板の変性が内科で確認が可能な為、腰椎不安定症以外の疾患も同時に診断することが可能です。

腰椎不安定症の治療

腰椎不安定症の治療方法はコチラ方ご確認いただけます。