膵炎に関する記事

膵炎

2017年9月6日 2017年09月07日 投稿者: oj-youtu

膵炎とは

膵臓から分泌される膵液の消化酵素によって、膵臓自体が消化されて炎症を起こす病気が膵炎です。

膵炎は、「急性膵炎」と「慢性膵炎」に分けられます。

急性膵炎

主に胆石やアルコールの摂りすぎが原因で、膵臓自体が分泌する膵酵素で消化されてしまい、膵臓またはその他の内臓に炎症や障害が発生する病気です。

症状として上腹部に強い痛みが発生し、その痛みは背中や腰にまで痛みが出るようになります。

特に胆石が原因の場合は急に激しい痛みが発生し、その痛みが数日間持続します。

痛みが悪化することで吐き気や嘔吐の症状がおこり、胃の中に吐くものがなくても、吐き気をおこすこともあります。

特に、急性膵炎は他の臓器への合併症をおこしやすく、なかには命にかかわる危険性がありますのでもし少しでも気になる場合は病院での診断が必要です。

慢性膵炎

慢性膵炎の症状は急性膵炎と同じように上腹部に持続的な痛みが生じますが、水酵素が膵臓の消化酵素を発行する細胞をすべて破壊してしますと痛みはなくなります。

ただし、細胞が減少することで消化酵素も減少し、食物が十分に消化されない為、身体にうまく吸収されず、体重の減少終いには糖尿病を引き起こす場合があります。

危険信号として、異臭のする脂っぽい便が出る為、腹痛やいつもと便の様子がおかしいと感じた場合は病院で診断が必要です。