尿路結石に関する記事

尿路結石

2017年9月6日 2017年09月07日 投稿者: oj-youtu

尿路結石とは

尿路にできた結石が、尿路結石です。

腎盂・腎杯で形成された結石が尿管に下降する際または下降中に尿管で結石が停滞すると尿管が押し広げられ、激しい痛みが腰背部・側腹部・下腹部におこります。
または血尿や吐き気・嘔吐などが尿路結石の症状です。

結石ができると腹部エコーなどの検査を行った際に白い影として映ります。

結石の大きさが8㎜近くになると自然に排出することが難しい為、入院が必要な場合があります。

尿路結石の原因

では、尿路結石になる原因はなぜでしょうか。

いくつか可能性があることを挙げさせていただきました。

先天的な理由から尿管が細い

生まれつき腎盂から尿管への部分が狭窄し、結石が引っかかってしまう場合があります。

食生活

動物性たんぱく質の高い食べ物や脂肪分の多い食べ物を毎日食べ続けることが、結石をつくる原因となります。

他にもシュウ酸やビタミンCを多く含んだ食べ物を多く摂り続けることでカルシウムと結合し結石ができやすくなり、飲み物ではビールなどのアルコールを大量に摂取すると結石ができやすくなります。

服用中の薬が原因

病気の治療のために使用している薬が副作用で結石をつくることがあります。

治療を行う際に現在の病気の状況を医師と相談し、薬の服用を検討する必要があります。

腎盂・尿管がん

腎臓による疾患が原因で尿路に障害が起き、結石ができる場合があります。

尿路結石の経過観察と治療

まず尿路結石になったことがない方が、いきなり尿路結石だと判断できることはないです。

ただし、激しい腹痛や背中への鈍痛が2~3時間続くようであれば、まずは病院にて診断してもらいましょう。

尿路結石と診断された場合は鎮痛剤の点滴または坐薬を使用して痛みを抑えてから治療に入ります。
X線や腹部エコーなどを使用して検査を行い、結石の大きさが尿管を通して流れるような大きさと判断した場合は、結石を溶解する薬と痛み止めを服用しながら様子を見ていきます。

尿管よりも大きい結石になると尿管で停滞し、体に大きな負担がかかる為、ESWL(体外衝撃波結石破砕術)で結石を砕いてから尿かと一緒に排出します。

ESWLは外科手術ではない為、皮膚を切開することはなく、治療を行った際の副作用や後遺症はありません。

術後に血尿や吐き気・発熱などの軽い症状が出ることもありますが、ほとんどの場合は2~3日以内で回復します。
治療時間は約1時間程度で終了しますが一回の治療で破砕できなかった場合は複数回結石に対して行う場合があります。
(治療後の経過観察という理由から入院を案内する病院が多く存在します。)

治療後の話ですが、一度、尿管結石になると再発する方が非常に多いと言われている為、原因の箇所にて書かせていただいた動物性たんぱく質やシュウ酸・ビタミンCの過剰摂取を抑え、尿と一緒に排出できるように毎日2リットルの水分を摂取するするようにしましょう。
(心臓病や腎臓の疾患・緑内障などの方は水分の大量摂取が身体に良くない為、医師と相談してから適量の水分を摂取しましょう。)