心筋梗塞に関する記事

心筋梗塞

2017年9月6日 2024年06月01日 投稿者: oj-youtu

心筋梗塞とは

心筋梗塞とは、心臓が酸素不足で壊死する病気です。
心筋(心臓の筋肉)を取り巻いている冠動脈は心臓に血液と酸素を送っています。この冠動脈が詰まってしまったら、心筋に酸素や栄養分が届けなくなり壊死してしまいます。すると、心臓から全身に血液が送り出せなくなり、最悪な場合は死に至ることがあります。
心筋梗塞のほとんどは、血栓が急に形成され冠動脈が詰まって発症する急性心筋梗塞です。

心筋梗塞の症状

心筋梗塞の主な症状は、胸痛です。安静にしていても激しい胸の痛みが20分以上も続くのが特徴です。他には、左肩、首、あごなどに締め付けられるような痛み、胸の苦しさもあります。

痛みは、数時間が経つと引いていきますが、これは壊死が始まって痛みの感覚がなくなるためのものとされています。進行していくと、呼吸困難、血圧の低下、意識障害になり、死に至ることもあります。

心筋梗塞と腰痛

心筋梗塞の場合は、背部痛、腰痛の症状もあります。心筋梗塞による腰痛の特徴は、締め付けられるような痛み、15分以上も続く強い痛みが起こります。

腰痛は心筋梗塞等の循環器疾患の前兆や初期症状として起こる場合もありますので、要注意です。いつもと違う腰痛があれば、また胸痛などの前述したような症状があると心筋梗塞の可能性が高くなり、早めに循環器科を受診した方が良いです。

心筋梗塞の原因

心筋梗塞の原因のほとんどは、動脈硬化です。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病や喫煙習慣によって、血管の内側の壁にコレステロールなどが沈着して、粥腫と呼ばれるコブができ、血管が狭くなります。それで血流が悪くなってしまいます。

他には、冠動脈の攣縮や血管炎、上行大動脈解離、心原性塞栓症(心臓から血栓が飛んでくる脳梗塞)なども心筋梗塞の原因になれます。

心筋梗塞の治療方法

一般的な治療方法は三つあります。

薬物療法としては、冠動脈を広げる作用のある硝酸剤の投与、血栓の形成を防ぐための抗血小板薬の投与、痛みや呼吸苦を和らげて心臓の負担を軽減するため、酸素やモルヒネの投与があります。

薬物療法で効果がない/期待できない場合は、カテーテル治療が行われます。冠動脈内にカテーテルを通して、血栓ができてしまっている箇所をバルーンで膨らませて拡張して、血管の広がりを維持するための網目状の筒を挿入します。

カテーテル治療が困難な場合は、バイパス手術を実施します。脚や腕などから採取した血管で閉塞した冠動脈に迂回路を作ります。

心筋梗塞の予防方法

心筋梗塞を予防するには、動脈硬化を起こさないことが大事です。動脈硬化が生活習慣に起因することが多く、予防方法としてはまず生活習慣を改善しましょう。バランスの良い食事をとり、日ごろ運動をして、禁煙やストレス発散も大事です。