腰痛疾患に関する記事

坐骨神経痛の治療

2017年9月6日 2018年01月09日 投稿者: oj-youtu

薬物療法

腰痛で病院や整形外科で診断してもらった場合に湿布や塗り薬といった外用薬または炎症を抑える為の消炎鎮痛剤,筋肉の緊張を和らげることで腰の痛みを和らげる筋弛緩剤などがあります。また腰痛の原因が神経の場合は神経の回復を目的としたビタミンなどを摂取することがあります。

神経ブロック療法

腰痛の症状でも、下肢への痛みが強く薬物療法などでも十分な効果が得られない場合に行う治療方法でペインクリニックなどで腰痛の相談をした場合に行うことが多い治療方法です。目的として激しい痛みや長期的な痛みが続くと交感神経が緊張してしまい、さらに痛みを呼び起こすことがある為、痛みの原因となっている神経又は周辺の神経に対して神経ブロック注射を打ち脳への痛みの伝達を遮断します。

神経ブロック

坐骨神経痛の予防として大前提であることは、腰に負担をかけないことです。

1.肥満の解消
肥満の方は、腰痛になりやすくその原因として、お腹が前に出ることで、腰椎も前に弯曲し、負担が大きくなりので、肥満が解消できるように食生活または生活習慣の見直しが必要であり、また腹筋を安定させることで坐骨神経痛にリスクを抑えられるため、ウォーキングやストレッチを行うことも必要です。

2.両足に均等に体重をかけて座ることを意識する
実は、人は、右足と左足の長さが異なっていることが多くまた利き足がある為、知らないうちにいずれかに体重をかけて座ることがあり、その偏った姿勢を繰り返してしまうと、体重の片側にかかるため、神経を圧迫することが多くなり結果、坐骨神経痛やその他の腰痛疾患を招いてしますのです。もし、椅子に座る場合は背中をつけてまっすぐ座るように意識しましょう。また、床の上での横すわりも腰に大きく負担がかかりますので、正しい正座の姿勢又は足の裏を合わせたあぐらを組むようにしましょう。

坐骨神経痛に有効な運動

坐骨神経痛には、安静時以外は運動をして腹筋、背筋の筋力を上げることが有効であり、他には柔軟性を上げることも有効と言えます。
腰に負担がかからない運動としてプールがあります。
水中では腰への負担が小さく、腹筋や背筋の強化に期待できます。但し、バタフライは腰への負担が多い為、まずはウォーキングを行い、徐々に腰に負担がかからないように泳ぐようにしましょう。
また、坐骨神経痛には梨状筋と呼ばれるお尻の奥にある筋肉に対してのストレッチが有効とされています。

ただし、無理な運動は反対に腰を痛める可能性がありますので、痛みが出るようであれば、すぐにやめておきましょう。